業務用エアコンの選び方
2024/05/01
業務用エアコンには大きく分けて天井に隠ぺいしているタイプと、室内に露出しているタイプがあります。 天井埋め込みタイプは、省スペースですっきりした印象でインテリアに調和しますが天井や壁の工事が必要となります。 露出タイプの業務用エアコンは設置が簡単で工期や費用を抑えられることがメリットです。
天井隠ぺいタイプ
【天井カセット形4方向】
オフィスや店舗など一般的に多くみられるのがこのタイプです。 室内機本体部分は天井に埋め込んであり、パネルが天井に貼りつているように見えます。吹き出し口は4方向で、部屋全体に気流が広がるため、直接の風当たりの不快感を軽減できます。 天井と一体化しすっきりと目立ちにくいため、店舗やオフィス等の雰囲気を壊すことなくなじみます。 多くの場所での使用に向く業務用エアコンの形です。【天井カセット形2方向】
吹き出し口が2方向で、照明のラインにフィットし、見た目がすっきりと美しくスタイリッシュな印象です。一般的な事務所や会議室等も使用されますが、廊下や細長い共用エリアにも適しています。 またデザイン重視のホテルや、アパレルなどの店舗におすすめです。【天井カセット形1方向】
吹き出し口が1方向で、風量・風速が強いので、部屋の隅に設置し風を遠くまで送りたい場合におすすめです。天井に埋め込んで設置することはもちろんですが、下がり天井にも対応できます。吹き出しの向きは、下吹き出し、前吹き出し、下吹き出し+前吹き出しが自由に選択できます。高天井にも向きます。【ビルトイン形(天埋めカセテリア)】
室内機本体を天井内に設置し、吹き出し口を本体から離れた位置にダクトでつなぐエアコンです。室内機1台に対して、吹き出し口は2~4個設置することができます。レイアウトが自在にできますのでL字型やコの字型などの特殊な形や柱の多い室内などに設置可能です。吹き出し口は、ライン状、円形(アネモ)、四角形など多様なデザインがあり、細いライン状の吹き出しは空調機を目立たせたくない場所にも用いられます。室内のインテリアやデザインを邪魔しない室内機です。【天井埋め込みダクト形】
ビルトイン形と区別が難しいところですが、天井埋め込みダクト形は、室内機と吹き出し口・吸い込み口が一体ではなく離れた場所に設置できることが特徴です。風量・風速が多い(静圧が高いため)、ダクトで遠くまで風を送ることができます。吹き出し口は、ビルトイン形と同様にライン状、円形(アネモ)、四角形などが選べます。天井内の室内機の設置場所に関わらず、室内に見える吸込み口・吹き出し口を自由に配置することができるのでエアコンの存在を感じさせず、インテリア重視の空間にも向いた業務用エアコンの形です。露出タイプ
【壁掛け形】
家庭用のエアコンに似た外見ですが、馬力・風量は非常にパワフルです。全く別物といえます。露出タイプなので設置が簡単で、工費と工期が抑えられることがメリットです。小規模な事務所や店舗に向きます。業務用電源をご使用の場合は、家庭用エアコンより業務用エアコンの壁掛け形をご利用になることで、ランニングコストが抑えられます。【床置形】
床に置くタイプの業務用エアコンで、工事が簡単で工事費が抑えられます。手の届くところに設置するためお手入れ・お掃除が簡単です。高天井などで暖房効率が気になる場所への設置もおすすめです。【天井吊形】
天井から吊して設置するタイプで、天井内作業が不要のため取付が簡単です。 天井埋め込み形にくらべて大容量で風の吹き出しが強めです。学校・体育館・飲食店やアパレル、会議室、事務所など様々な場所に利用されます。また、天吊形には耐油形と呼ばれるものがあります。油などの汚れに強いステンレス外装を施しています。厨房などに置く業務用エアコンは耐油形が断然おすすめです。取付ける場所や使用用途などにより、最適な形が変わる為、お客様自身で選ぶのは難しいかもしれません。 まずはエアコン業者へお問い合わせください。現場調査(下見)を行い、お客様の用途とスペース、設置場所の状況にあった業務用エアコンを選定いたします。 そしてエアコン選定の上で一番大事なことは、信頼がおけ、充分な知識と提案力・施工力のある業務用エアコン取付業者に依頼をすることです。信頼のおける取付業者と一緒に選ぶことをお勧めします。 株式会社glowはお客様の立場にたち、最適なエアコンを選定いたします!お気軽にお問い合わせください!